【海外ニュース】ナミビアでカヤック乗りが釣り糸に巻き込まれたオットセイを救助。

漁業から発生する海洋ごみ、特にそのうち漁網はゴーストネットとも呼ばれ、大きな環境問題になっています。
釣り糸、漁網、多くのゴミが海にそのまま破棄されていますが、それがどのような害を起こすのでしょうか。

2021年3月16日にLiveLeakに投稿された動画では、南アフリカに属す国のうちの一つ、ナミビアでカヤック乗り(カヤッカー)によって釣り糸に巻き込まれたオットセイが助けられるという出来事が記録されており、その救助の様子を捉えた動画が公開され、海外SNS(Reddit)等を中心に広く話題になっています。

公開された救助の動画はこちら

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動画では、撮影者がオットセイを追いかけ捕獲、釣り糸をなんとか切って外す様子が記録されていました。
釣り糸はオットセイに強くからみついていて、首に大きな傷があったとのこと。

破棄されたプラごみや漁網は海洋生物にとっての殺戮者とも言われており、注目される環境問題の一つで、溶けるプラスチックを利用した網が開発されるなど、ある程度解決に向けての動きは進んでいますが、価格が高いなどの理由でその導入はあまり進んでいません。

今回、動画で救出されたオットセイは、まだラッキーだったのかもしれません。

 

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著者: 中村書記

交通ニュースなどを主に書くライター。三度の飯よりドライブが好き。法学系の人なのにすごく残念な人。Twitter:@oumi_nakamura / プロフィールページ