【購入レビュー】富士通が誇る世界最軽量PC「LIFEBOOK WU-X/G2」を使ってみた感想

重さ634g~。
日本メーカー「富士通」が誇る世界最軽量ノートパソコン。
※13.3型ワイド液晶搭載ノートPCとして世界最軽量(2022年6月1日時点、富士通調べ)

この度、購入しました!

今回の記事では筆者が実際に該当機を購入してからしばらく使って感じたことを書いていきます。
ガジェット好きな方は是非最後までお付き合いください!

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※スペックの詳細な説明やベンチマークの話は既に詳しい記事がネット上に沢山出ているので、この記事ではそういうことは省いて、実際に購入して使っているユーザー視点での話をメインに書いていきます。参考:スペックや機能、ベンチマーク等を詳しく解説されていて読みやすかった他社記事「THE比較 富士通 LIFEBOOK WU-X/G2の実機レビュー

筆者が選んだ構成と安く買おうと思ってとった購入手段

筆者は「世界最軽量」モデルを富士通WEBMARTでカスタム発注し、構成は次のようにしました。
(赤太字はカスタム箇所)

OS:Windows 11 Home
CPU:Intel Core i7-1255U
メモリ:32GBメモリ
ストレージ:256GB SSD (PCIe)
ディスプレイ:13.3型ワイド フルHD(1920×1080) タッチ非対応 ノングレア液晶
カメラ:HD Webカメラ内蔵 (有効画素数 約92万画素)
無線通信:内蔵 (Wi-Fi 6(2.4Gbps)対応、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠+Bluetooth v5.1準拠)
バッテリ:内蔵バッテリ リチウムイオン 25Wh
拡張I/F:HDMI出力×1、USB3.2(Gen2) Type-C×2、USB3.2(Gen1) Type-A×2、有線LAN(RJ-45)
カラー:ピクトブラック
キーボード:日本語配列かな表記ありキーボード(バックライトなし)
指紋センサー:指紋センサー内蔵 Windows Hello対応
Office:なし
Office互換ソフト:なし
サポート:電話サポート有償のミニマムサポート(5,000円割引)

質量:約634g~

富士通WEBMARTでは色々な購入方法が用意されていますが、筆者が調べた範囲で最も安く買う方法は「価格.com経由でアクセスし、富士通WEBMARTに登録して、価格.com向けラインナップから選択して購入」でした。ネットに転がっているクーポン等では最大の割引率は引き出せませんでした。

構成を選んだポイントとして、「後でユーザー側で変更できる部分は極力ケチりました。」

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OSは筆者の場合、既に上位版のライセンスを持っていたのでとりあえず一番低グレードを選択し、オフィスソフトも職場からライセンスが支給されるので無しにして、ストレージは裏蓋を外すと簡単に交換できるようなのでとりあえず最低構成にしました。

実際に使用した感想

購入から数日使った感想を書いていきます。

良かったと感じた点

とにかくに軽い

この機種のレビューでよく見かける内容に「本体を実際に持ってみると軽すぎてモックアップ(紙等で作られた動かないディスプレイ用の模型)かと思った」という物があります。
筆者も同意見で、実際に手に持つと「これ偽物じゃねぇよな!?本当に動くよな!?」と心配して驚きました。

デジタルスケールで本体の重さを量ると636gでした。他社レビュー記事ではカタログスペック通りの634gが多く見られましたが、これはメモリをマシマシにした構成違いによるものか、筆者の量り方の問題か、筆者の持つデジタルスケールが不正確なことによるものかはわかりません。

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鞄に常時入れている感覚としては、鞄にお茶のペットボトルを一本入れているくらいの感覚(※ペットボトル飲料の重さは通常の500mlの物でだいたい530gくらい。600ml本機は636g。伊藤園の健康ミネラルむぎ茶600mlとだいたい同じくらいの重さ。)だったので、人によっては鞄に入れていることを忘れるくらいの軽さと言えると思います。

筆者は鞄にあまり物を入れないタイプなので、入れてることを忘れるほどの重量だとは感じなかったものの、常に持ち歩いても全く負担にならない重さだと感じています。

本体が薄くてかさばらない

本体の厚さだいたい1.6cmくらいで薄くてかさばらず、鞄に入れてもスペースをとらないのでとても便利に感じています。

薄い割にはかなりしっかりしているようで、キーボードで文字を打ち込んでいる時に画面が揺れたりすることもなく、鞄の中で他の物と触れていても曲がったりしてる感じもなく、とてもいい感じです。

とにかく使い勝手が良い

このパソコンはとにかく「実用性」が優れているように感じました。
一部の自称先進的なメーカーでみられる「実用性には影響があるかもしれないけどユーザーで慣れろ」みたいな仕様がみられず、ユーザーに寄り添った設計がされているように感じました。

キーボードがとにかく打ちやすい

テンキーは無いものの、フルサイズキーボードであるようで、キーの幅も押した感じもとても良く、キーボード単体で販売されていたら欲しいと思うほどに打ちやすいキーボードでした。
この記事は購入機で執筆していますが、かなり良い感じです。キーの音は静音というほどではないですが、うるさいと感じるほどではありません。

タッチパッドが使いやすい

タッチパッドは左右のクリックがボタンで独立しています。これが本当に使いやすいです。
最近のノートパソコンでは左右のクリックボタンがそのままタッチパッドに埋め込まれている物が多く、そういった機種ではクリック(特に左クリック)がやり辛かったり、スクロールさせようとした時に誤作動をしたり、ドラックアンドドロップが致命的にやり辛いという物が目立ちます。

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これは左右のクリックがボタンとして独立しているので、そうした不便がなく、とても使いやすく感じました。

サイズも適切でタイピング中に手に当たり辛い位置とサイズであるために、タイピング中の誤作動もあまり発生していません。(※ファンクションキー Fn+F4でタッチパッドは無効化することもできます。)

ポートが充実していて便利

最近のノートパソコンではType-C端子しかついてない物もみられますが、このパソコンには「USB-A」が2ポートあり、「Type-C」ポートは2ポートあります。LANまで備えていて、SDカードスロット、HDMIスロットまであり、どこに持ち出してどこで作業してもかなり便利に使えました。

仕事先でプロジェクターに繋ぐときにも簡単に接続できたので、ポートが充実していることにはかなり有難みを感じました。

指紋認証が便利

電源ボタン部に指紋認証があるのがとても便利です。
毎回PINを入力する必要がなく、顔認証でマスクを外したりする必要も無いのでとても実用的です。

悪かったと感じた点(主に筆者の問題)

悪かった点というか、筆者の使い方と選んだ構成によるもので、筆者の問題になりますが、一応不便に思った所を書いていきます。

筆者にはオーバースペックすぎた

構成でCore i7 に メモリ32GB を選んだのはちょっとやりすぎました。私には完全にオーバースペックでした。
私はWEB系の作業、動画や画像の編集を軽くやりますが、このスペックはかなり持て余します。

筆者は外で作業することが多いので、「軽くて性能的に不便を感じない物」を求めてこれを選びましたが、その用途で選んだにしてはちょっとやりすぎました。
マルチタスクで色々な作業を同時にやっても、かなりCPU使用率やメモリ使用率に余裕があったので、ここまでしなくて良かった感があります。
実用性という点で言えばそれを凌駕していたので、実用品というよりはハイブランド品のような感じになってしまいました。

次にもう一つ書くことにも繋がりますが、同じような購入動機なら Core i5 と メモリ16GB で全く困らないと思います。(※単純な性能面では8GBでも不自由は無いと思いますが、メモリはオンボードで後から増設ができないので、多めにしておくと良いかもしれない。)

ちょっとファンがうるさい(知人的には静かな方らしい)

ちょっと重たい処理をさせていると結構ファンが煩くなります。外の静かなカフェで作業している時だと筆者の感覚では少し気になりました。
隣のテーブルの人が神経質な人なら気になるくらいの音量だと感じましたし、筆者の知人的には「静かな方」ということなので、筆者が気にしすぎなだけかもしれません。

街中やそこまで静かではない普通の喫茶店クラスだと完全に気にならないレベルだと思います。

電源設定でCPUの最大性能を制御したり、元からあるファンを静音にする機能を使うとかなりマシになったものの、「それをするならi7じゃなくて良いじゃん」ということになってしまうので、やはりi7を選んだ必要があったのか少し疑問があります。

筆者はこの機種を使う前はファンレスのパソコン※(?)を使っていたので気になっただけかもしれません。
※軽くてかさばらないWindows機が欲しいとして、ドン・キホーテで19,800円でかなり性能的に厳しいパソコンを無理やり使っていた。Windows10のコアに意図的にダメージを与えたり、かなりキツいことをしてようやく使えていた大変な物だった。該当機の話と改造の話についてはこちら

バッテリーの持ちは物足りない

筆者の使い方では、通常の電源プランで外で作業しているとだいたい5時間くらいでバッテリーが無くなります。
電源プランを調整すると6時間ほど使用できていますが、せっかくCore i7を積んでいる意味が薄れてしまっている感じがあります。

本機ではバッテリーの寿命を長くするためにバッテリーの充電を80%までにする機能がついていますが、それを適用すると使える時間はさらに厳しくなるでしょう。
本機のカスタムで選べるCore i5 と Core i7では、i7の方が消費電力が大きいので、それもマイナスに作用しているかもしれません。

今の所、筆者の使い方では意図的に放電させた場合を除いては、バッテリー切れで困った状況は発生していません。

気になる場合は最軽量ではないもののバッテリーの容量が多いモデルがあるので、そちらを選ぶか、本機はPDでの充電に対応しているので、対応したモバイルバッテリーを持ち歩くのが良いかもしれません。

カタログによると、最軽量モデルはパソコンの電源を切った状態であれば7.5W(5V/1.5A)以上の給電が可能なデバイスで充電することができ、パソコンの電源をつけたまま充電する場合には45W(20V/2.25A)以上の給電ができるデバイスが必要になるようです。※

※最近これを充電するためにちょっと変わったモバイルバッテリーを購入しました。近いうちにレビュー記事を公開予定です。レビュー記事は公開次第、こちらにリンクを追加します。

総評

「本当に買って良かったと思いますし、人にもおススメします。」
とにかく軽くてかさばらず、常に持ち歩いても苦に感じず、動作も快適で機能も優れている最高の機材です。

バッテリーの持ちと、筆者にはオーバースペック気味で、そのオーバースペックな所がバッテリー持ちにさらに影響を与えていそうな所がちょっと気になる所ではあるものの、機材の問題というよりは筆者の使い方と選び方の問題のように思います。構成は Corei5 メモリ16GB(8GBでも良い)くらいでも良かったかな?と少し思う所はあるものの、この驚異的に軽いマシンにi7とメモリ32GBが積まれているという最先端技術感とハイブランド感、溢れるロマンは決してこの選択を後悔させるものではありませんでした。

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著者: 中村書記

交通ニュースなどを主に書くライター。三度の飯よりドライブが好き。法学系の人なのにすごく残念な人。Twitter:@oumi_nakamura / プロフィールページ