走行中の車からタイヤが脱落する事故。これは初歩的なミスが原因で発生する簡単な事故で、簡単に防げると評価されることもあるようですが、いつだって車を整備をするのは人であり、部品を設計するのも、安全基準を定めるのも人である以上、「簡単」でもいつか必ずミスが発生し、それは事故に繋がります。
2022年2月20日にItemFixに投稿された動画では、車から離脱して暴走しているタイヤが車道を暴走、車と衝突しそうになる危険な様子が記録されていました。
公開された動画はこちら
動画はドライブレコーダーの映像で、撮影車が走行している前方で車のタイヤが対向車線を暴走。対向車と衝突しそうになるも、対向車は撮影車側の車線にヘッドライトで合図を送って、撮影車側の車線に一瞬入ってタイヤを回避する事故回避の様子が記録されていました。
タイヤが離脱した原因は車両の整備不良であると指摘されています。タイヤの離脱事故を防ぐために、新しい部品が出たり、新しい定められたりもしているようですが、そうしたパーツが混在することが新たな事故の原因になることもあったりするようで、こうした事故を今後完全に防ぐことは難しいとすることも指摘されいるようです。
ドライバーには日常の点検を適切に行う、車から異音がしたら、安全に停止できる場所で直ちに停車し点検する等の対応が求められます。