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意図的な無断キャンセルをしたと思われる男が、警察に逮捕されたそうです。
今回の情報元は、「読売新聞オンライン」の次の記事。
まずは内容を引用してお伝えします。
【独自】偽名で居酒屋に17人分予約、無断キャンセルで逮捕
居酒屋の団体予約を無断でキャンセルしたとして、警視庁丸の内署が11日、東京都内の50歳代の男を偽計業務妨害容疑で逮捕したことがわかった。無断キャンセルによる飲食店の損害が社会問題化しているが、容疑者が摘発されるのは珍しいという。
捜査関係者によると、男は6月下旬頃、千代田区内の居酒屋に偽名を使って電話をし、1人1万円の食事コース計17人分を予約しながら、当日に来店せず、店の業務を妨害した疑い。「問い合わせの電話はしたが、予約はしていない」と容疑を否認している。
この居酒屋の系列店4店にも、同じ日に8~20人分の団体予約があり、いずれも無断でキャンセルされた。いずれも同じ偽名で予約されており、丸の内署は当初から来店するつもりがなかったとみて、男との関連を調べている。
近年、無断キャンセル被害は深刻化し、経済産業省の有識者勉強会のリポートによると、損害額は年間2000億円に上るとされる。
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/national/20191111-OYT1T50119/
読売新聞オンライン
無断キャンセルは飲食店を悩ませる重大な問題ですが、
当ウェブ編集部の感想としては、「本件においては無断キャンセルというよりは、
無断キャンセルを悪用した意図した業務妨害」に感じます。
他の系列店4店にも、同じ日に同じように嘘の予約を入れた疑いがあるようで、
もしそれが事実だとすれば相当悪質です。
事前に大口の予約があれば席を確保するのはもちろん、食材の確保、時間の確保。
損失は「非常に大きなもの」になるでしょう。
動機、余罪、起訴の有無がどうなるか、今後の展開が気になるところです。