前回の記事で書いたように、筆者は突然狂ったように「富士通の世界最軽量PC」を購入しました。
前回の記事を投稿してから既に3カ月は経っていますが、今のところ元のバッテリー容量でも意外と困っていません。
しかし、カタログスペックで11時間しか持たないバッテリーではやはりヒヤヒヤする場面があります。
このノートパソコンはPDで給電できるので、これに出力ができるレベルの出力があるモバイルバッテリーがあれば、外でもより快適に使えることでしょう。しかし、カタログ的にはPDで45Wは給電できないと充電できないようで、そこまでの出力ができるバッテリーというのは大抵なかなか重量があります。
物によってはノートパソコン本体よりも重たい物もあり、「せっかく世界最軽量のノートパソコンを買ったのに、重たいモバイルバッテリーを持ち歩くなんて馬鹿なんじゃねえの?」と、悩みました。
そこで色々と製品を探していて偶然見つかったのがこちら
エレメント モバイルバッテリー 20分 本体 フルチャージ 超高速充電 PD3.0 小型 軽量 大容量 10000mAh PD65W出力 ノートパソコン充電 SED101PB/D
株式会社エレメントの製品「SED101PB/D」容量は10000mAhと控え目なものの、295gと軽量。
注目すべきは入力出力ともに驚異的な高出力である点。
入力は最大100Wに対応し、出力は65Wに対応。
対応した充電器で充電した場合には、わずか20分で満充電になります。
公式サイトの製品紹介では「バッテリータイプ」に18650超高速充電電池(グラフェンバッテリー)と記載。
グラフェンバッテリーのモバイルバッテリー!?( ゚д゚ )いつの間に上陸してたんだお前!?
このバッテリーは前回の記事を書いたあたりに購入。3カ月ほど使用しているので、使用感等をレビューします。
結論から言うととてもおススメです。
まず届いて梱包を解くと、防虫剤か何かついてるのか少し変な臭いの箱が登場。
開けると本体とType-Cのケーブルが入っていました。残念ながらACアダプターは付属されていません。
富士通のノートパソコン充電に使う45WのAC-USBアダプタで充電するとすぐに満充電になったので、さっそく給電できるか試してみると、難なく動作しました。(パソコン起動中に給電しようとするとたまに低電力モードに勝手に切り替わって失敗する時があった。電源を切ってからモバイルバッテリーを接続するとそういうことはなく充電された。)
あまり詳細に検証して使用しているわけではないのでおおまかなことになりますが、富士通の世界最軽量であれば完全放電状態から満充電までこのバッテリーで充電することができました。
軽量でいて驚異的な出力。かなりマニア度の高いガジェットだと思いますが、気色悪いガジェットが好きな方には是非おススメしたいと思います。