ロシアとウクライナの武力衝突は日に日に激化していますが、そんな中、イギリスのニュースメディア「スカイニュース」の戦場カメラマンら5人がキエフ近郊で銃撃を受けるという事象がありました。これにより、1人が負傷するも全員命に別状はなく、後に無事に英国に帰国できたとのことです。
2022年3月4日
This is absolutely terrifying – Stuart Ramsay and his Sky News team were targeted by a professional Russian hit squad in Ukraine.
Amazing that cameraman Richie Mockler managed to film this despite being under heavy gunfire.
They’re safely back in the UK. https://t.co/Rs4xVuNukwpic.twitter.com/gKyIzbRNwN
— Tim Gatt (@TimGatt) March 4, 2022
動画では、撮影者らがキエフ近郊をロシアに向かって車で移動していると、突然銃撃を受け、撮影者らは「私たちは報道関係者だ!」と叫ぶも銃撃が収まらず、そのまま銃撃を受け続ける様子が記録されていました。
この後、撮影者らは橋を飛び降り、1人は怪我をするもなんとか全員が生還できたとのこと。
筆者の知人である軍事関係の有識者は次のようにコメントしました
「映像だけでロシアとウクライナどちらの勢力が攻撃したか断言することはできないが、ロシア軍の攻撃とみるのが妥当だろう。ロシア軍の攻撃と仮定した場合、撮影者らが襲撃されたのは仕方ないことにも思える。ウクライナ側は国民総動員令を公布し、民間人に武器や火炎瓶制作方法の知識を与え、実際にこれらがいくつか戦果を挙げたことも確認されている。こうした状況では、ウクライナ側からくる人物はすべて武装した民間の戦力であるとみなすこともできるだろうし、ロシア軍は近いづいてくる者はすべて敵と仮定して攻撃する理由と口実がある。これはとても恐ろしいことだ。」
民間人が交戦できる=民間人を敵とみなして攻撃できる という考え方もあるんですね….。