2021年3月30日にツイートされた内容によると、東京都港区、新橋の立ち食いうどん店に迷惑な客が乱入し、女性店員の頭をつかむ暴行を加えるという事件がありました。動画は広く拡散され、あまりにも酷い行為から物議を醸しています。
公開されたツイート・動画はこちら
新橋で立ち食いうどんを食べていたら迷惑な客が乱入。財布なくしたらしくなかったら店のせいだと騒ぎ、商売道具のうどんの粉の上に座り怒鳴り散らし女性店員の頭を掴み暴れようとする自称ガールズバーの店長。お店の方に動画提供しますと言ったら防犯カメラあるので大丈夫ですと。捕まれ。 pic.twitter.com/vaziqGqk2W
— 株の勉強はじめました42歳専業主婦 (@kabunobenkyo03) March 30, 2021
ツイート主により、状況を説明するツイートが追記されています。
追記 この女性は完全に被害者です。
この男性は入店したときから理不尽な言いがかりをつけ悪態をついていました。お店の方がひたすら真摯に対応していて私はよく我慢しているなと思って見ていましたが、あまりにもひどい態度だったので動画を撮り証拠に残しました。— 株の勉強はじめました42歳専業主婦 (@kabunobenkyo03) March 31, 2021
追記です。まず撮影をする前からお店の人が警察を呼ぶ手配をしていました。それくらい悪態をついていました。暴れている男性が言っている女性が先に手を出したというのは、男性が女性に掴みかかろうとした手を女性が振り払ったら大袈裟に後ろの袋に倒れこんだのです。それでこの逆襲です。
— 株の勉強はじめました42歳専業主婦 (@kabunobenkyo03) March 31, 2021
既に警察に相談済みとのこと。
何が事実であるかということについては、今後警察が明らかにしていくことになるでしょう。
さて、ここからはこの記事を書いた筆者個人の見解になります(※メディアポリシーに基づき強調)が、動画に映っている事実だけで考慮をすると、少なくとも男性が女性店員の髪をつかみかかった行為は過去の判例等から「暴行罪」に該当する可能性が非常に高いと思慮されます。
男性が言っている「女性が先に手を出した」がもし仮に事実であったとしても、法律の考え方では当然”罪は個々のもの”であるため、もし本当に女性が手をだしていたとしても、女性”も”罪に問われるというだけで、動画に写っている男性の罪が無くなるわけではなく、少なくとも動画では男性が正当防衛などの理由ではない理由で女性店員の髪につかみかかったことは明らかな事実として記録されています。
最近はどこでも良く見かけるのですが、「相手が手を出したこと」「最初は相手が悪いこと」はやり返しても、手を出しても良い正当な理由、罪に問われない理由にはなりません。(自己の身の安全を守るための最小限の防衛、正当防衛を除く。)
最近問題となっているあおり運転でも「相手が悪かったから煽った」などという正当化が目立ちます。
現状、事実は完全には明らかになっていませんが、今後事実が明らかになり、司法による適切な動きがあることを強く願います。
尚、このニュースについては、特に社会の関心が高いニュースであると判断したため、続報があった場合には直ちに追記します。
※続報があって追記が無い場合、Twitterへのリプライなどでお知らせ頂ければ幸いです。