公開された動画によると、中国の湖南省寧郷市を通る高速道路で現地時間2021年3月23日午後1時25分ごろ、非常駐車帯に停止した車に29トン鋼鉄を積んだトラックが追突する交通事故がありました。
幸いにもこの事故でけが人は出ていません。
事故は、SUVの運転手が車を非常駐車帯に車を停車させ、停止表示機材を出そうと車から降りていた時に起きました。突然、輸送トラックがSUVに追突。トラックは衝突したはずみでコントロールを失い、その先のガードレールに衝突して停車し、積荷の29トンの鉄材を高速道路に落下させました。
事故処理では警察がクレーンを呼び、撤去を手伝ったとのこと。
映像から、トラックの運転手がスピードを落としていなかったことが明らかになったため、トラックの運転手が事故の責任を問われることになりました。
この事故の様子は、高速道路に設置された監視カメラの映像と、事故処理に対応した警察官のボディカメラの映像が公開されており、動画を視聴することができます。
公開された動画はこちら
動画には、事故発生の瞬間から、事故処理までの様子が記録されていました。
非常駐車帯での交通事故は少なくありません。
今回の事故はトラック側に過失があるとされていますが、乗用車側の対策としては、非常駐車帯で止まる必要が出ないよう、日常的な点検をこまめに実施することが求められるものと考えられます。