【歴史を感じる】令和のレコード屋さんのカルチャーショック「回ることと音が鳴ることがイメージとして繋がらないのね。」

音波の波形を直接「溝」という形で円場に物理的に刻み込み、それを回転させ、そこに針を当てて振動を発生させることで音波を再現する「レコード」
その次の音声媒体として広く広がった、音波の情報を光データとして円盤に書き込み、それを読み取り音波を再現する「CD」

それらを利用していた世代からすれば、いずれも「回ること」と「音が鳴る」ことがイメージとして定着しているものかと思います。
しかし、MP3プレイヤーやスマートフォンという媒体が普及しきった今では「回ること」と「音が鳴る」ことがイメージとして一致することはなかなかありません。

大阪・難波日本橋の中古レコード、CD、DVD等専門店「サウンドパック本店」
公式ツイッター(@soundpak)のツイートが話題になっています。

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筆者は回るメディアにも馴染みがある世代で、回ることと音が鳴ることにはイメージが一致しますが、これからの時代を支える次世代の人々にすれば、そうでもないのだなぁと色々感じる所がありました。

今のところ、パソコンやスマートフォンの音楽再生ソフトでも、音楽再生中にレコードが回転するような図が背景で表示されるものは珍しくありませんが、こうした文化もこれから変わっていくのだろうと思うと、なんだか少し寂しいような気もします。

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著者: 中村書記

交通ニュースなどを主に書くライター。三度の飯よりドライブが好き。法学系の人なのにすごく残念な人。Twitter:@oumi_nakamura / プロフィールページ