首都高速道路のような周回できる道路で、猛スピードで暴走して何度も周回する者たちのことをルーレット族と表現することがあります。この事故もそうしたルーレット族によるものでしょうか。
2022年3月8日にSNSサイトTwitterに投稿された動画では、首都高速道路で同月8日午前1時過ぎごろに発生したとみられる交通事故の様子が記録されていました。
公開された動画・ツイートはこちら
初めて自分の目の前で車が横転する瞬間見たわ。東京恐るべし pic.twitter.com/kmIPLU9ter
— しょーた (@M1123D) March 8, 2022
動画では撮影車がトラックに続いて走行していると、左に合流車線が現れ、一台のトラックが接近。本線内にいたトラックが右側へ車線変更してかわすと、そこに後ろから猛スピードで現れたスポーツカーの集団のうち1台がトラックに追突、トラックを横転させる大事故になる様子が記録されていました。
白の破線と黄色の実線が描かれた道路では、白の破線側から黄色の実線側に追越しのために車線変更することは認められているため、トラック側に大きな過失があるとは考えづらそうです。
また、あれほどの速度で後ろから接近したのであれば、安全確認ができていても「安全確認をした時には車両は見えていなかった」ということもあり得ることでしょう。
制限速度を含めた道路交通法の完成度の高さ、それを尊重することの大切さが感じられる交通事故の様子でした。