Mozillaは米国時間で2022年1月11日、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v96.0を正式公開しました。
これにより、FireFoxの自動アップデートを通じて多くのFireFoxがバージョンv96.0にアップデートされていますが、これが原因なのかSNSサービスTwitterでは不具合の報告が相次いでいます。
筆者の環境でも、FireFoxをしばらく使用しているとインターネットの閲覧(ウェブサイトへの接続)ができなくなり、その状態でブラウザを閉じてもプロセスが残り続けるという症状が発生しました。タスクマネージャー等からブラウザをタスクキルをして再起動すると、またしばらくは動作するものの、一定時間操作しているとまた繋がらなくなりました。
Twitterではいくつか解決方法が報告されており、筆者も同様の手順を踏むことで同症状が収まりました。
報告されている解決方法
現在、この不具合には二通りの解決方法が報告されています。
方法1「Firefox のデータ収集を無効化する」
FireFoxの「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」内にある「Firefox のデータ収集と利用について」にあるデータ送信を全て停止。
firefoxのデータ送信回りを全て切ったらネットにつながるようになった pic.twitter.com/JvvNDxVUP7
— ネイ (@nei_teitoku39) January 13, 2022
方法2「HTTP/3を無効化する」
アドレスバーに「about:config」を入力して高度な設定を開き、「network.http.http3.enabled」の値を「false」に変更する。
#Firefox の不具合 HTTP3 を無効化したら、問題回避できた。
アドレスバーに「about:config」を指定し、
進んでいって「network.http.http3.enabled」を「false」に変更 https://t.co/ZnXbCZW9Ms— まつしゆ (@mash_jp) January 13, 2022
情報が皆様のお役に立てば幸いです。