山をナメたら死ぬ。
医療技術の発達や治安の良さ、あらゆる理由から身近に感じ辛い「死」「事故」「事件」
それはある時唐突に訪れるものです。
近江通信の中村書記です。
YouTubeチャンネル「HIGEの日常」さんで「石鎚山で登山中に滑落者を発見して、救助するまでの流れ」が記録された動画がアップロードされ、物議を醸しています。
動画はこちら
筆者は消防関係に知人がいますが、彼はよく私にこう言います。
「基本的にはやむを得ない事故よりも、法令や事前の知識で防げたはずの事故の方が多い。」
今回の動画では、アップロード者も驚くほどの「ありえない軽装」だったらしく、その装備についてコメントでも「信じられない」として物議を醸しています。
今回は、幸いにも命に別状は無いとされているようでしたが、あと少し運が悪ければ最悪の事態もあったかもしれません。
「神様は信心深いだけでは助けてくれない。」
登山の界隈でよく聞く言葉です。
神様だって油断している人には助けてくれないかもしれません。
自分の身はまず自分で守る。決して油断せず、慢心しないこと。
色々考えさせられた動画でした。
事故があった時、迷惑をするのは自分だけではないと、よく考える必要があります。
山に行くときは、慢心無く、十分に情報を調べ、必ず複数人で行くのがセオリーでしょう。