【記録】過労で体を壊した筆者が、ある程度回復したまでの話

皆様、本当にお久しぶりです。え、「誰?」って?
悲しいけどそう言われても仕方ない…..。中村です!

筆者の公式ツイッターでは一応お知らせしていたのですが、4月ごろから筆者は急激に体調を崩し、日常生活や業務が困難になっていました。

そのため、しばらくサイトの更新をお休みしていたのですが、なんとかある程度回復してきたので、何があったのか、どうやって回復したのかを書いていきたいと思います。

無理をしていたら体がぶっ壊れた。

筆者は2021年の後半くらいから本当に色々なことがあり、本当に色々な仕事を同時にこなし、無理をしまくっていました。基本的にはパソコンでの仕事で、ただひたすらにプログラムを作ったり、ウェブ関係の最適化をしたりという業務をしていました。

ある時から、肩と首のこりがひどくなりだし、腰痛がしだし、仕事の後にはいつも熱が出るようになり、体調不良が始まりまりました。

エナジードリンクを飲んでさらに無理したり、温泉に行ってゆっくりお湯に浸かったりして回復を試みたり、冷えピタを頭に貼りながら仕事したり、目の疲労を回復する目薬をうってみたり、色々しながら無理をし続けていたある日…..。

「うっっ……」

突然、パソコンの画面が見れなくなりました。

画面を10秒でも見ていると目が痛み、首が痛み、腰が痛み、吐き気がして頭がグルグル……。
こうなったのが2022年4月のはじめ頃でした。

「あー、限界が来たか。しばらく休めばいいだろう……。」
温泉に行く頻度を増やしたり、眼科に行ったり色々して回復を試みるも、なぜかどれも全然うまく作用せず….。

休んでも休んでも体が回復しないまま1か月ほど経って、ようやく「あぁ、体を壊したのか。」と理解しました。

多くの人の協力を得ながら、色々試みるもなかなか回復せず

「パソコンの画面を見ると吐き気がして目が痛む」
「肩や首が痛い」「背中が痛い」「腰が痛い」
「頭がグルグルまわる感じがある(めまいがする)」

VDT症候群やメニエール病を疑い、眼科や内科を受診して薬をもらったりするも、まったく良くなりませんでした。

ひたすら仕事を休む、温泉に行く、パソコンから離れる、田舎で休む……。
サプリを飲む、市販の医薬品を飲む…..。

職場から家族、親戚までたくさん協力をもらって、回復に努めるも、回復の兆し無し。

筆者の年齢は国家機密なので書きませんが、そんなに歳はいってません。
でも、そういうことが続くと「私はもう社会人として終わってしまったのか?」と酷く落ち込みました。

なんとか糸口をつかむ

最初のうちはアリナミンのようなビタミンB系の薬剤がちょっと効いた感じがあったのですが、それはすぐ効かなくなり、養命酒やヤクルト1000のようなトレンディーなものも私には最初に効いたような気がしただけでダメでした。

医薬品系で唯一、継続して効果を感じることができたのは「パニオンコーワ錠」でした。これは市販の医薬品で唯一ATPを配合したものらしく、それが私の体には合っていたようです。(※似たような状況になっている方が読んでいるなら、これを無理する目的で飲むことは絶対に避けて欲しい。筆者が思うに、回復するために動くことにも体力は必要で、あの薬は回復するために動くための最後の手段として作用した印象が強かった。あの薬でさらに無理を重ねた場合に、今どうなっていたかは考えたくもない。)

しかしそれも気休めで、どうしようかと思っていると、友達から鍼灸院を紹介されたのでそこに通うことになりました。

筆者が行った鍼灸院では鍼灸のほかに整体も行っていて、先生が体を触って診断すると…..
「首と肩あたりが鋼鉄みたいになってて、背中と腰も石のように硬いです。これ相当辛いと思いますけど、大丈夫ですか?」

原因は体の歪みと筋力の低下だった(?)

鍼灸院の先生が言うには、体がかなり歪んでいて、そのために常時肩や首に強い負荷がかかっていて、首のあたりには目に関係する筋肉や自律神経に関係する部分が悪い影響を受けている可能性が高いということでした。

こういった症例は2020年のコロナ渦から増えているらしく、原因は「外出が減ったことなどによって誘発された運動不足による筋力の低下」「テレワークでパソコンに向かう時間が増えすぎ」だと先生は考えていたようです。

回復するには鍼灸と整体を続けて体の歪みを直接的に治すように試みるほかに、筋力をつけて歪み辛く歪みから回復しやすい強い体、体力がある体にしていくことが重要だと言われ、その通りに治療を受け続けました。

ようやく記事を書けるまで回復

鍼灸院では鍼灸と整体を受け、自宅では腕立て伏せに腹筋、スクワット等の一般的な筋トレ、あとはYoutubeで載っている動画等を参考にしながら体幹トレーニングを続けていくと、あれほどまで休んでも薬を飲んでも回復しなかった体調が急激に回復してきました。

そしてようやく今、ここでまたこうして記事を書いています。

これでもまだ完全回復ではなく、まだまだリハビリが必要そうです。

どうか無理をせず、適度な運動と筋トレを

例えば自動車でアクセルを強く踏んでいる時、それによってどれだけあちこちに負担がかかっているのかは案外ドライバーからは解らないものです。エンジンの騒音はあらゆる異音を聞こえないようにして、早すぎる速度はドライバーの視野を狭くします。

それが原因で故障したのなら、きっとどこかに致命的な故障を抱えていることでしょう。
そして、そこに自然回復などあり得ないでしょう。

人も大して変わらないもんで、無理をして壊れた体に自然回復なんて甘い物はありませんでした。
「まだまだいける。」「どうせすぐ回復する。」そんな考えで私は無理をし続け、大変な目に遭い、多くの人に迷惑をかけました。

体を壊した時に苦しむのは自分だけではありません。

これを読んでいる皆さんは、どうか無理をしないでください。そして体を守るために、適度な運動と筋トレ、体幹トレーニングをしておくことを強くおススメします。

ご協力いただいた、迷惑をおかけした皆様へ

まだ完全回復ではありませんが、ここまで多くの人に協力と理解をいただき、迷惑をおかけしました。
回復に協力いただき、本当に有難うございました。

このサイトは私が休んでいる間、同僚がアクセス解析を見たりセキュリティの更新をしたり色々してくれてましたが、心配して毎日見に来てくれている方も大勢いたと聞いています。

読者の皆様にも心配をかけて申し訳ございません。
暖かく見守って頂き、本当に有難うございます。

今後はこのようなことが無いように努め、施しと貸しには自分を守れる範囲で全力で答えていきたいと思います。

今後とも筆者「中村」と近江通信をどうぞよろしくお願いします。

著者: 中村書記

交通ニュースなどを主に書くライター。三度の飯よりドライブが好き。法学系の人なのにすごく残念な人。Twitter:@oumi_nakamura / プロフィールページ