2022年1月下旬、南オーストラリア州のサウスイースタンフリーウェイで、ピックアップトラックの牽引フックが脱落し、後続車のフロントガラスに直撃するという事故がありました。
この事故で牽引フックが直撃した車の運転手がガラスの破片を浴び、複数の切り傷を負う軽い怪我をしました。事故の様子はドライブレコーダーの映像が公開され、その恐ろしい様子から物議をかもしています。
公開された動画
(フロントガラスに牽引フックが直撃した車のドライブレコーダー映像)
動画では、撮影車が高速道路を走行していると、前方を走るピックアップトラックから牽引フックが脱落、撮影車のフロントガラスに直撃し、フロントガラスを破壊する様子が記録されていました。
動画のコメントでは、「走行時の速度からして、運転手に牽引フックが当たっていれば、高い確率で命を落としていただろう。」と指摘されています。
落下物は落とし主の責任です。日本においてもファッション感覚か、牽引フックをつけたまま走行している車が稀にいますが、緩みにより脱落するリスクを考えるとあまり推奨できることではありません。割りピン等による適切な脱落防止策、ゆるみの点検が大切です。