道路におけるあらゆる危険を防止し、円滑な交通を図るために運用される「道路交通法」
内容は悲惨な事故が起きる度にアップデートされており、内容の多くは先人の血で書かれています。
実際、世の中で起きるほとんどの交通事故が、道路交通法を厳守できていなかったために発生したものです。
2021年12月19日にTwitterでツイートされたツイート・動画では、交通違反をした車が横断歩道で人と接触する交通事故の様子が記録されていました。
公開された動画・ツイートはこちら
(交通事故の様子が記録されています。視聴は自己責任でお願いします。)
投稿しようか迷ったけど投稿します。
片側二車線の信号なしの道路なんですけど、目の前で事故がありました。。。💧あと1秒でもタイミングがズレてたら即死レベルでお婆さんぶっ飛んでたと思う。。😭
すぐさま119番通報して救急車呼んだけど、大事には至らなかったけど、顔もめっちゃぶつけて腫れて pic.twitter.com/shXBbSV45K— おわったこれおじさん卍 (@EK9CIVIC0104) December 19, 2021
動画はドライブレコーダーの映像を撮影したもので、撮影車が片道2車線の道路を走っていると、信号の無い横断歩道が現れ、撮影車が歩行者に道を譲るために横断歩道の手前で停車、歩行者が横断歩道を渡り始めると、撮影車の側方を通過した車が歩行者と接触。事故になる様子が記録されていました。
道路交通法に従っていれば起きなかった事故であることは明らかでしょう。
まず、道路交通法では、信号の無い横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる時、車は歩行者に横断を妨げてはならないと定めれています。撮影車はこれに従う形で、横断歩道手前で停車。法規通りの運転です。
問題は撮影車の側方を通過した車の運転。これは「道路交通法第38条第2項」に反する行為です。
車両等は、横断歩道や、またはその手前の直線で停止している車両等がある場合、その停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。
~道路交通法第38条第2項より~
運転免許を持って行動を走行する以上、道路交通法は知らなかったでは済まされません。
安全運転の基本は法規走行から。正しく運転して事故を避けましょう。