物理的な接触がない事故のことを、非接触事故、または誘因事故と呼ばれます。
例えば、接触を避けるための片方が急ハンドルや急ブレーキにより事故を起こした場合がそれに該当することがあります。
具体的な証拠などが無い場合は泣き寝入りが多い非接触事故ですが、最近はドライブレコーダーの普及で、非接触で発生した事故の因果関係が立証され、その場を立ち去ってしまった加害者が捕まることも増えています。
2021年8月20日にYouTubeに投稿された動画では、東京都墨田区立川3丁目付近を通る三ツ目通りで発生した、自転車の飛び出しが原因で発生した非接触事故とみられる事故の様子が記録されていました。
公開された動画はこちら(非公開になったため差し替え、元動画URL https://youtu.be/bH2kH1e4cqU)
チャリカスはこいつのこと庇うんかな🤔https://t.co/NwQG4B1Ulipic.twitter.com/Gh9MZDbsdk
— infant rider-sho (@InfantSho) August 26, 2021
動画では、撮影者のバイクが走行していると、一台の自転車が車の間から無理な飛び出し。
撮影者が慌てて減速した結果、そのまま転倒してしまうも、自転車がそのまま立ち去っていく様子が記録されていました。
自転車の後部には「Uber Eats」のロゴが入ったバッグが….。
Uber Eatsの配達パートナーによる事故でしょうか。
筆者が過去にした取材から解っている情報では、Uber Eatsは配達中の場合、本部が位置情報のログを記録しており、警察から問い合わせがあると開示されているため、配達中のUber Eats配達パートナーであれば、この動画の投稿者が事故として届け出ればこの時飛び出した人物を特定できるかもしれません。
また、Uber Eatsの配達パートナーは配達中にはUber Eatsの任意保険が適用されているため、自転車が相手で発生した非接触事故の場合でも、損害等を求めることは比較的容易となっています。
今後動画の投稿者がどのように動くかが気遣われる交通事故の動画でした。