2020年8月8日、ブラジルのミナスジェライス州バルジーニャにあるホテルで、新型コロナウイルス対策で体温確認をされた男性が逆上して受付の男性に殴り掛かる事件がありました。
地元紙の情報によると、24歳のホテル従業員が「体温を確認する必要があります。」と客に言ったのがことの発端とのこと。
逆上した男性はチェーンポールでホテル従業員に殴り掛かり、続いて消毒用のアルコールを従業員に投げつけました。
さらにはホテルの従業員男性に殴り掛かるも、ホテル従業員はこれに応戦して返り討ちに。
容疑者の男性は連れとみられる女性に引きずられてホテルを後にしました。
その後、ホテルの従業員は警察に電話をかけますが、その途中に何度かこの容疑者から通報を阻止するためか、脅迫の電話がホテルに入ったとのこと。
この一連の様子の監視カメラ映像が公開され、海外SNSなどで話題になっています。
動画はこちら
警察は既に容疑者を把握しており、詳しい捜査が行われているとのこと。
ブラジルは新型コロナウイルスで310万人以上の感染者を出し、10万人以上の死者を出しています。
検温を求めることはいたって普通のプロセスと考えられますが、どのような問題があったのでしょうか…..。